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2013年8月 6日 (火)

NHKドラマ 七つの会議 感想

地味だったのですが、いいドラマでした。
ドラマを見る側としては、満足度は高かったのですが、引っかかったところがあるので、書いておきます。

◆なぜ足を踏み外したのか?

ドラマに出てくるような、B to Bの会社で、差別化できる技術を持っていない限り、コスト競争に陥るというのは、どこの会社にでもあることで、特別なことではない。

世の中の大部分の会社は、コスト以外で存在価値を示すことができないので、ひたすらコストダウンに取り組むことになる。
しかし、大部分の会社は、足を踏み外さない。
なぜなら、バレるから。

世の中の大部分の会社は、「規格外でも安全なもの(あるいは、事故が起こっても言い逃れできる範囲)」は作るが、「規格外で安全でないもの」は作らない。それは、事故が起こってバレるのが怖いから。

「なぜ、後々、バレる不正をするのか?」こそが、この手のドラマの最大の命題のはず。

この手の不正に手を出すのは、姉歯さんのような「人生を捨てている人」しかいない。
みんな、つらいノルマを課せられても、この手の不正に手を出さないのは、まだ人生に希望を持っているから。

にも関わらず、陰でこの不正を仕込んだのは、社長だった。

社長なら、全社的な取り組みで、崖から落ちる手前を見つけられるよう指示できたにも関わらず、「バレる嘘を仕込んだ」というのは合点がいかない。

マーフィーの法則で「嘘はバレるまで大きくなる」とも言う。
しかし、ドラマの設定では、社長は「嘘が大きくならないようにコントロールしている」ようにも思われる。
やっぱり、合点がいかない。

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