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2013年6月10日 (月)

メイドインジャパン 逆襲のシナリオⅡ②のまとめ

◆3Dプリンタ
  • アメリカは、3Dプリンタを製造業復活の起爆剤にしようとしている。
  • オバマ政権は2012年8月、3Dプリンタによる革新的なものづくりを行うための国家プロジェクトを立ち上げた。
  • ドイツでは、州政府と企業、大学が共同で3Dプリンタに特化した研究機関を設立。航空機やロボットのような大量生産の必要のない代わりに絶えず技術革新が求められる分野での部品で競争力を生み出そうとしている。
  • 日本は、金型で競争力を持っていただけに、3Dプリンタでは遅れを取っている。
  • 現状では、金型の職人技の方が3Dプリンタより優れているが、いずれは代替される日が来る。
  • 日本は、金型と3Dプリンタ技術の融合を図る必要がある。
  • 南アフリカでは、自国で算出されるチタンを使った3Dプリンタに取り組んでおり、航空宇宙産業での競争力確保を狙っている。
◆政府動向
  • 政府が政策の優劣を競う時代になった。政府の支援が失敗した事例もあるが、3Dプリンタについては、ここで支援をしなければ、必ず負けてしまう。
  • 世界中の国が製造業を重視した政策を採り始めている。これは製造業が多くの雇用を生み出し、なおかつ、製造業の方がサービス業に比べて給与水準が高く、労働者間の格差が小さくなるため。
  • 政府がやるべきことは、「ターゲティング」と「環境整備」がある。「環境整備」で特に重要なことは法人税の引き下げである。
  • 日本は、「できる範囲の政策」しかやっていないので、勝てない。
◆半導体の歴史
  • 日本は70年台に半導体の国家プロジェクトを実施した。プロジェクトは成功し、アメリカのシェアを上回った。
  • アメリカは半導体業界への政府支援(ターゲティング政策)を批判した。日本はターゲティング政策をやりにくくなり、再びアメリカのシェアトップを許した。
  • 韓国は、日本が身動き取れないことを察知して、半導体分野で攻勢に出た。
  • 台湾は、大量に作ればコストダウンができることに着目し、生産に特化した。たくさん作る→コストが下がる→顧客が集まる→更に安く作れるようになる。

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