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2013年6月24日 (月)

【八重の桜 感想】 「いざという時は死ぬ覚悟」という組織

会津藩は「いざという時は殿のために死ぬ覚悟」を持った藩士たちによって構成されています。
藩士たちに高い規律があり、強い団結力があるのはこのためです。

そのような組織が本当に「いざという時」に直面すれば、どのようにすべきでしょうか?
本当に全員が死ぬべきでしょうか?

このような組織では、階層が上に行くほど、「いざという時は死ぬ」と言わなければなりません。
「自分だけが生き残ろうとしている」と思われてしまえば、自分の名誉が汚れるだけでなく、組織の規律も崩壊します。
だから、どれだけ劣勢になっても、「その時は死ぬ覚悟」と言い続けなければなりません。

しかし、本当に全員が「その時は死ぬ覚悟」で戦い続ければ、本当に全員が死んでしまいます。

全滅することが、その組織が望んでいる「結末」でしょうか?

当然のことながら、「敗者の屈辱」に耐えながら生き続ける人も必要になります。
生き続ければ、「汚名挽回」のチャンスもあるからです。

では、どの段階で、誰が「降伏」を決断すべきでしょうか?

それは、リーダーである松平容保の役割です。
彼以外の人間は、「戦い抜いて死ぬ覚悟」と言い続けなければならないのです。
松平容保だけが、降伏について決断できる立場にあります。
では、彼は「降伏のタイミング」についてどのように考えていたのでしょうか?

確かに、ドラマの中で官兵衛が言うように、期戦に持ち込んで、冬になれば形勢が有利になったかもしれません。
長期戦で切り抜けられる希望があるうちは、「降伏」を持ち出す必要はありません。それは分かります。しかし、本当はどうだったのでしょうか?

来週は、多くの人が死ぬ「涙の回」になりそうですが、私は松平容保のリーダーとしての決断に注目しながら見ようと思います。

ちなみに、現在、我々日本人が生きていられるのは、昭和天皇がご聖断をされた結果である。昭和天皇は「一人でも多くの日本人に生き残ってもらいたい」とおっしゃった。
松平容保はどうか?

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