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2010年8月

2010年8月26日 (木)

マット今井 なぜ円高になるのか?

  • 円が相対的に安定しているということは決してない。
  • 日本は経常黒字国なので、海外で稼いだお金が日本に戻ってくるので、何もしなければ、円高に振れやすい国である。
  • 円安に振れるときは、稼いだお金を海外に投資しているからである。
  • 経済危機が起こると、海外に投資している資金を引き揚げようとするので、円高になる。
  • つまり、円高になる理由は、投資家の「ホームバイアス」である。
  • 日本では、「海外で経済危機」→「円高」という図式が成り立つ。

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2010年8月21日 (土)

「メガ・グループの崩壊」長谷川慶太郎

  • 「ユニクロが日本を潰す」という論調があったが、ユニクロが日本がを潰しているのではなく、デフレ時代の日本経済の置かれた状況が変わってユニクロのようなやり方でないと業績が上がらなくなったのである。
  • 電気自動車は元々スピードが出ない。風の抵抗がないから流線型である必要がない。そうすると鋼板の品質を落としてもかまわない。高炉の鋼材ではなく電炉の鋼材を使うことが出来るので、鋼材の価格の半分となる。
  • アメリカには、2.2億台の車がある。20年走るとすると、1.1千万台の買い換え需要がある。
  • 通貨危機になったときは、当該通貨を空売りすることが資産運用の最も基本的な手段である。
  • ECBにギリシャに資金的に救済するという選択肢はない。あくまで精神的な援助である。日本やアメリカはバブルがはじけた後、銀行に公的資金を投入することが出来たが、EUではそのようなことは出来ない。
  • 日本には、食料、エネルギー、資源が無いのだから、ものを作って外国に売る以外にないである。結局、日本が生き残るには、製造業に依存する以外に手段が無く、外需依存の経済運営を選択せざるを得ない。

新興国投資について
  • 研究開発投資に格段の差があり、簡単には先進国には追いつけない。
  • カントリーリスクとして政情に対するリスクがある。
  • インフラに対する投資が多いが、投資を回収するのに時間がかかり、そのインフラを有効に活用して収益を上げることにもリスクがある。
  • 為替のリスク
  • プロジェクトのリスク。そのプロジェクトの経営が破綻しないという保証は全くない。


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2010年8月20日 (金)

日本民間放送連盟会長 広瀬道貞 10/07/03 週刊東洋経済

ネットへの警戒感
  • ここ1年ぐらいでネット広告の限界が見えてきた。ネットはネットでアキレス腱があるというのが、われわれにもわかってきた。
  • トイレタリーのような消費者によく知られた商品、生活になじんでいる商品はネットで大きく宣伝する必要がない。インターネットはP&Gを取り込もうと何度もチャレンジしたが、取り込めなかった。
  • 時計などブランドを大事にする商品はネットに出ると、高級なイメージが損なわれる気がしているのではないか。
  • いちばん大きいのは、自動車。新車を出すときには、まずテレビ。それから新聞、雑誌で詳しく訴えていく。技術的な進化があって、それを目玉に売り出したいときには、計画的に大量に広告が打てるテレビ、新聞、雑誌を使う。検索を中心とした広告では、そうはいかない。

テレビがネットを利用
  • テレビとネットの均衡がとれてきて、守りの姿勢から、協調もできるし、ネットをフルに活用していこうという見方ができるようになった。
  • われわれがいちばん怖かったのは、検索と広告が一体化した形で市場シェアを取られていくこと。
  • 検索だけなら、われわれも便利に利用している。通信も海外のニュースを転送するコストは昔に比べ格段に安い。ツールとしてのネットの恩恵は、テレビも十分享受している。
  • 今後は広告でも、テレビとネットのいいところを出し合っていくこともありうる。そういうことを考えるちょうどいい時期に、デジタル化が完了する。
  • デジタル化でネットとの親和性は高くなり、工夫すればうまく展開できると思う。ネットへの危機感ばかりでビジネスを考えていると、間違った道を歩むだろう。
  • アイパッドほどの画面になってくると非常にきれいで、素人の撮影した動画が面白いというレベルではなくなってくる。テレビとしてもこれを活用するつもりでないと出遅れてしまう。
  • ただし、それは他のテレビ局に負けるという意味であって、ネットに負けるという意味ではない。

主導権はテレビが握る
  • 地上波をアイパッドで受信できるようになるのは時間の問題。テレビは家で見るものだと思うが、持って回れれば便利なことは間違いない。CMも見てもらえるだろう。
  • テレビを見られる端末が増え、テレビの影響力が今より大きくなっても、それを理由に広告料がすぐに上がるとは思わない。独自の展開を考える必要がある
  • ネット上にプラットフォームを作るのは難しいことではない。テレビ局は必要があれば他社のプラットフォームを利用するし、自分たちが中心で運営したいと思えば、自前で作ればいい。
  • 本当に難しいのは、ユーチューブのように大きなサイトを自分で持って、動画が何本やってきても大丈夫という態勢を整える場合だが、それはネットワーク企業であって、テレビとは違う。
  • 番組制作会社がテレビ局を通さずに番組を配信する「中抜き」は起こらないだろう。ドラマであれば、脚本家とテレビ局の間には、長年積み重ねてきた強固な関係がある。そう簡単には揺るがない。

将来ビジョン
  • メディアはインフラを考えないといけない。米国の新聞社はあれだけバタバタ潰れているのに、日本の新聞社は一つも潰れていない。それは宅配という家庭になじんだ制度があるから。
  • ネットで本格展開するときには、きちんと準備をし、それなりに人を割く覚悟がいる。テレビで流したものをアイパッドで流せばいいという話ではない。
  • 放送はインフラを確保するかぎり、広告収入でやっていける。他の産業と比べて新規投資がほとんどなく、必要なのは減価償却に見合う分の更新投資ぐらい。
  • 暮らしが変化して、教育だとか介護だとか多様なサービスが必要になる。広告の中身が変わってくることはあっても、テレビ広告が不要になることはない。


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小川賢太郎・ゼンショー会長兼社長 10/08/21 週刊ダイヤモンド

価格競争
  • 【激化する牛丼の価格競争は、消耗戦になっていないか?】全然わかってないですね。
  • すき家が属すファストフード業態では、バリュー(価値)というものを消費者に提供している。これは業態が変わっても普遍的であるかもしれないけれども、特にこの業態では、価値における価格の比重が大きいと考えている。
  • 原材料の調達から、加工、物流、そして店舗でのオペレーションシステムまで、いかにムダなく・ムラなく・無理なく、ローコストで回す仕組みをつくれるかが重要になる。それらがあって初めて低価格でいい商品を、安定的に消費者に提供できる。われわれはすき家において、一貫してそれらを追求してきた。
  • もちろん価格に対する中身も問われます。ただ単に安くすればいいのではないという考え方を大事にし、「安かろうよかろう」ということを、身をもって示した。これが支持されたと考えてる。

M&A
  • ゼンショーというとM&Aという人が多いが、この5年間で1484億円投資したうち、1195億円は直営店1600店の出店に使っている。直営店の出店のほうが成長の原動力として大きいというのが実態である。
  • 業態開発もしてる。ただ、他社が開発した業態でも、成長させていくにはわれわれみたいな商品政策力を持った会社がやったほうがいいだろうとなったりすることはある。
  • 実は案件に対するM&A成立率は3%くらい。企業全体の店舗立地に始まって、業態としての特性、将来性、人についての評価などを厳格にやっている。そしてわれわれの仕組みや人材などとジョイントすることでシナジーを生むものだけを買っている。だから成功確率が高い。

体育会系
  • いわゆる体育会系っていうのは嫌いなんですよ。もう大嫌い。
  • なぜかというと、理屈がないからですよ。「ゼンショーグループ憲章」には、「いいからやれ、というやり方をやってはならない」という項目がある。きちっと理が通ってなきゃならないっていうのは基本ですよね。何をやるにしても、やらせるにしても。
  • ゼンショーは「イケイケどんどん」っていうイメージでとらえられやすい。今までの成長途上では、外に対してはそういう発信をしてきました。そのほうがわかりやすいし、パワーの表現でもあるし。しかしずっとサイエンスはやってきた。

海外展開
  • われわれ第3次産業は、GDPに対して7割以上、就業者数においても7割近くに責任を負っている。だから内需産業からの脱却はしない。この国の豊かな生活をサポートしていくのがサービス産業、外食産業だと思っている。
  • 旅館や居酒屋などの市場は縮小しているが、ファストフード市場は2007年までの10年で5000億円拡大している。われわれはこの5年間、成長するこのカテゴリーに最大の投資をしてきました。ファミリーレストランについても、世間はダメだダメだとしているけど市場はほぼ横ばい。
  • 新卒の国際人材の採用も始めた。しかし、単に自分のところのマーケットが飽和したから外地で稼ごうというのは間違った考え方だと僕は思っている。
  • 食品に対する不安は世界中に広まっている。そういうなかで、安全を第1プライオリティに掲げてやってきた。おカネはかかったけど中央分析センターを自前でつくり、何千万円もする分析機械を何台も揃え、微量分析ができる高度な技術を持った人材も結集しました。トレーサビリティの確立も汗をかいてやってきている。
  • そういう企業というのは、世界の中でもそんなにはない。世界中の人に対して貢献できる。
  • 何の技術力を持って人類に貢献できるのか。相手の国に、国民に。それが問われているのが21世紀だと思っている。

今後
  • ゼンショーは、昨年度までの10年間で売上高を約20倍にした。
  • 10年前に比べると、人、モノ、カネ、信用力のすべてが20倍以上になっている。
  • だから僕のノルマは、次のステップで20倍、7兆円を最低限達成することだと考えている。


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2010年8月18日 (水)

マット今井 FXで儲ける方法

  • 価格が上下しているときは、上がっても下がっても儲けることが出来る。つまり、「売り」と「買い」は全く等価である。「まず買いから入る」、「ロングはしてもショートはしない」では、儲ける機会を半分失っている。それでは長期的に儲けることは出来ない。
  • 自分の予想が外れたときにどうするのかを考えておくこと。一つの傾向がずっと続くことがないことを理解してることが重要である。
  • 相場では、連勝しているときが一番危ない。時々損を出しているときは、損切りに心理的な抵抗がない。連勝しているときは、心理的な抵抗があり、損切りのタイミングを逸してしまう。
  • 「ロスカット」は『感情を入れずに機械的に』、なおかつ、『必ず当初の計画通りに』行うこと。「今回は特別」と考えれば、ロスカットとして機能しない
  • 「ナンピン」をしてはいけない。「ナンピン」は結構、うまくいくことが多いが、99回成功しても、最後の1回で大損することになる。これは、相場が下がり続けた場合、ポジションを膨らませて、破綻することになるからである。
  • 「サイクル」と「トレンド」を見極めろ。「サイクル」とは、短期的な繰り返しで、「トレンド」とは長期的な傾向である。今の相場の変化が「サイクル」なのか「トレンド」なのかは、その原因を考えることによって見極めることが出来る。
  • 相場の予測だけでは、トレーディングでは勝てない。「トレーディングとは利益を出すことであって、相場を当てることではない」。「相場が予想と逆に行ったときにどう対処するのか」という技術を磨くことが必要である。


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簿記1級 不合格

また、駄目でした。
まんまと工業簿記・原価計算で引っかけに引っかかりました。

試験結果:1級 不合格  54点 商(20) 会(13) 工(12) 原(9)

また、11月です。
次で何回目でしょうか?
とにかく、受かるまで受け続けます。

【I'LL BE HOLDING ON/Gregg Allman】
I have lived my life my way
For tonight and for today
It's the strongest hearts they say
That always survive
I'm fallin through the years
As each dream it disappears
When the night is full of tears
I'll be holdin on

俺は今日まで俺の生き方で生きてきた。
人は「心の強い奴が常に生き残る」と言う。
夢は破れ続け、夜、目が涙であふれても、
俺はあきらめない。

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2010年8月16日 (月)

映画「ハゲタカ」

鷲津 日本がどうなろうとアカマ自動車がどうなろうと私には関係ありません。あんな腐ったマーケットに戻る気はありません。
芝野 その腐ったマーケットを作ったのは俺たちじゃないのか? 金融立国ニッポン、グローバルスタンダードのニッポン、そう言って旗を振ってきたのは俺たちじゃないのか? その俺たちがのうのうと何もせずに生きていていいのか? 腐ってしまったのはおまえの方じゃないのか?

劉一華 アカマの株を買うことのデメリットは?
部下1 自動車は日本の基幹産業です。外資に買われることに対しては日本人の相当感は相当あります。
部下2 一度、敵対的なレッテルを貼られると裁判所までゆがんだ判断をする。鷲津ファンドがライオンソースから撤退したのもそのせいです。
劉一華 鷲津は下手だったんだよ。

劉一華 逆に皆さんにお伺いしたい。中国が日本の会社に出資してはいけないのですか? 日本の企業に出資してはいけないのですか? もう一度、我々の提案書に目を通してください。これだけの条件を出しているところが他のどこにありますか? 中国は日本の企業に学びたい、そして、共に成長したい。そのためにアカマ自動車と提携することの何がいけないのですか?

アカマ社長 このまま戦いを続けても勝ち目はない。何しろこちらには資金がないのだ。買い付け価格、2200円。この不景気の中、株主は当然そっちに流れる。日本の基幹産業が中国に買われようが買われまいが自分が儲かれば、そんなことはどうでもいい。長期的に企業を育てようなどという考えはさらさら無いんだよ。
芝野 企業を経営するのは株主ではありません。経営者であるあなたです。

芝野 社長、青臭い話ですが、なぜ私がこの仕事を引き受けたと思いますか? それはかつてアカマという会社が日本の誇りだったからです。世界中のサーキットを疾走するアカマの車に私自身があこがれていたからです。この歳になると、かつて自分が好きだったもの、あこがれていたものを後生に残したい。単純ですがこのような思いに駆られてのことです。社長、株主の中にも本気でアカマのことを考えてくれる人がいるはずです。
アカマ社長 芝野さん、あたしがあなたを雇ったのは、今のような話をするこの会社の古参連中が我慢ならなかったからだ。あこがれや夢で飯が食えるほど生やさしい時代ではない。
芝野 そうでしょうか? 社長、企業も人間と同じ生き物です。生き残っていくためには夢や希望が必要です。こんな時代だからこそ、こんな時代だからこそ、夢や希望を語るリーダーが必要なのです。

劉一華 「賢い人間は運命には逆らわない」 中国ののことわざだ。

鷲津 米国における株式公開とオートローンにおける無茶な販売拡大、スタンリーに乗せられての日本での証券化推進、残念ながら古屋さん、あなたのやったことは、結局、スタンリーに何十億円も手数料で儲けさせただけだ。効率化、効率化のあなたのかけ声の下、現場では人件費を切り詰め、1円単位のコスト削減を地道に積み重ねている。でも結局、そのすべてをあなたがゴミ箱に捨てたようなものだ。
アカマ社長 じゃ、あなたが経営者ならどうするんだ? どうすれば良かったというのだ?
鷲津 私は経営者ではない。ファンドマネージャに過ぎない。
アカマ社長 卑怯者。結局傍観者じゃないか、あんたは。人の顔色伺って、好き勝手言って、いいとこ取りのマスコミの連中と一緒だよ。ハゲタカそのものだ。あんたは。

芝野 俺は日本人の勤勉さや誠実さに誇りを持っている。このまま終わってたまるか。まだまだこの国は捨てたもんじゃない。
鷲津 クソが付くくらいまじめだ。
芝野 悪かったな。
鷲津 【レポートの束を差し出す】劉が私宛に送ってきました。他の会社についても同じようなレポートがありました。ただ、アカマについては、他の何倍ものページを割いて書かれてあった。まともな再建案がね。あいつはあなたですよ。アカマ自動車に夢も希望を与えられ、必死で生き残ってきた。


  • ファンド系の人間はアカマ自動車に夢を見て、アカマ自動車の社長はアカマ自動車を信じていませんでした。社長が自分の会社を信じていないということはよくあることのような気もします。
  • アカマ自動車を救うために世界経済危機の引き金を引く、という設定は凄いですね。
  • 彼を刺したのは誰でしょう? 刺すのは誰でも良かったのでしょうか? それとも彼を狙って刺したのでしょうか?
  • 派遣労働者が乗っていた車はどうしたのでしょう? あのお金でかったのでしょうか?
  • 数週間前の土曜ドラマで、談合で自殺した人と取り調べている検察官が出ていました。土曜ドラマ御用達の俳優陣っているのでしょうか?
  • 「何も分かっていない」アランが出てこなかったのは残念です。


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