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2010年7月15日 (木)

貸金業のビジネスモデル

元ネタ:Chikirinの日記

武富士の株主です。
株を買う前に、一応は調べましたが、このような事情は把握していませんでした。
含み損を抱えていますが、こうなれば「毒を食らわば皿までも」ということで、株主として武富士の末路を最後まで見届けます。

大手の消費者金融の役割
  • 多額の広告宣伝費により、消費者金融対するいいイメージを浸透させて、「はじめて消費者金融で金を借りる人」を掘り起こす。
  • 「返せなくなった人」については、融資条件の緩い中小消費者金融からカネを借りさせて返済させる。
  • ババを次に回して、ビジネス完結。

中小消費者金融の役割
  • 大手から回ってきたババについて、回収を行う。
  • 中小といっても「オモテ」なので、合法的な方法で取り立てる。
  • 合法的に取り立てられない借り手は、ヤミ金融からカネを借りさせて返済させる。
  • ババを次に回して、ビジネス完結。

ヤミ金融の役割
  • 中小消費者金融から回ってきたババについて、回収を行う。
  • 「ヤミ」なので、方法は合法的である必要はないが、「摘発されない範囲」で行う。
  • つまり、「摘発されない」、「借り手に自己破産されない」方法を見極めることが、ビジネス上のノウハウとなる。
  • はず初めに、借り手に自己破産されないように、「カネは借りた以上、必ず返さなければならない」という道徳をたたき込む???
  • 必ずしも自分で返済させる必要はない。身内に資産を持っている者がいればその人に返済させるように持って行く。風俗で働ける家族がいれば、風俗で働かせる。危ない仕事をやれる家族がいればやらせる。その他、銀行口座を作って売らせる等々。

まとめ
  • 消費者金融には大手、中小、ヤミでそれぞれの役割がある。つまり、入り口に引き入れる、捕まった獲物をほどほどに絞る、捕まった獲物をとことん絞る。つまり業界全体として協力体制が確立していて、相互依存の関係にある。
  • 消費者は「より融資基準が緩く、金利は高い会社」から借りてきたお金で、「基準が厳しく金利は安い」会社の借金を返済するというプロセスを通じて、深みにはまっていく。
  • この壮大な罠を成り立たせているのが「借りた金は【なんとしても】返すべきだ」とか、「カネのことを考えるのは汚いことだ」という道徳である。
  • 「人を不幸にする道徳」というのがまかり通っているところがいかにも日本らしい。


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