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2010年3月

2010年3月18日 (木)

ゼネコン 中東の状況 東洋経済 2010/3/20

案件 内容 持分 状況
ドバイメトロ 世界最長の無人運転鉄道システム 大林:50%
鹿島:35%
トルコ企業など:15%
1路線は営業運転、もう1路線は工事遅延
◇リスク債権
大林:800億円
鹿島:550億円
アルジェリア高速道路 アルジェリアを東西に結ぶ高速道路
全長:400キロ
鹿島:37.5%
大成:37.5%
西松:15%
ハザマ:5%
工事費は当初より増加
アルジェリアは資源国で、支払能力に問題なし

大成
  • 08年度にドバイ関連の損失を一括計上。その後は、海外受注を減らす。

清水
  • ドバイで人工島のコンドミニアムなどを受注。
  • 物件は完成、代金の支払いは完了。巨額損失計上の見込み無し。

竹中
  • ドバイ空港拡張工事で、仕上げと設備工事を受注。
  • 引き渡し済で損失無し。

鹿島
  • 大型商業ビル「秋葉原UDX」を売却。170億円の特別利益を計上する。
  • 海外工事の損失引き当てを積んでも、2期連続の最終赤字は回避できる。

大林
  • 資産売却をすれば、ドバイの損失を処理しても最終赤字は免れそう。

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2010年3月 4日 (木)

テレビ業界の現状

◆広告宣伝費の状況
・メーカーのマーケティング:少子高齢化で国内から海外に重点
・流通:寡占化が進み、広告費より販促費が重要になる
・ライベートブランドの成長:広告費を減らして低価格

◆その結果として起こること
・番組の質の低下:視聴者は別のメディアに時間を割くようになる
・番組制作会社:以前はある程度コストをかけていいものを作って海外でも売ることができたが、その投資余力は減少
・企業のマーケティング戦略:テレビCMの割合を減らす。

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2010年3月 3日 (水)

大手ゼネコン 海外工事の状況

2009/11/30時点 三菱UFJ証券レポート

論点整理
  • ドバイワールドは金融債務返済(の猶予?)を求めているのであり、工事代金が返済猶予の対象となっているわけではない
  • ドバイワールドの破綻が中東地域全体の破綻を意味するものではない
  • 建設会社に対しては発注者から出来高に対応した工事代金が支払われているとみられる

(億円) 総工事費 大成 大林 清水 鹿島 現況に関するコメント
◆ドバイ関連
ドバイメトロ
発注者:ドバイ交通局
6,600   3,300   2,300 工事進捗率75%程度。
発注者と交渉中。
ドバイ・インターチェンジ
発注者:ドバイ交通局
230     230   工事損失引当金計上。
今期売上計上予定。
ドバイ・マンション
発注者:ナキール社
800     800   工事損失引当金計上。
今期売上計上予定。
海底トンネル
発注者:ドバイ交通局
200 200       進行基準計上で
手持ち工事50億円程度。
◆ドバイ以外
アルジェリア高速道路
発注者:アルジェリア政府
5,000 1,800     1,800 工事進捗率60%程度。
発注者と交渉中。
ボスポラス海底トンネル
発注者:トルコ政府
1,000 1,000       工事進捗率75%程度。
工事損失引当金計上。


大成  アルジェリア高速道路に関しては、代表企業の鹿島建設が発注者と交渉中であり、経過についてはノーコメント。
 ボスポラスについては適切な損失引当金計上で追加的損失計上の懸念は小さい。
大林  ドバイメトロは既に2,500億円売上計上。設計変更と工期延長に関わる工事原価負担を巡って発注者と交渉中。
清水  ドバイインターチェンジは工事原価高相当分を引当計上。四半期決算ごとに見直しており、保守的な会計対応の印象。
 ドバイのマンションについては相当程度の工事損失引当金を計上。現状では、追加負担は想定外。
鹿島  ドバイメトロに関しては、代表企業の大林組が発注者と交渉中であり、経過についてはノーコメント。
 アルジェリア高速道路は、設計変更などにより工期大幅延長懸念。現在、工事原価負担を巡って発注者と交渉中。

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