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2009年12月 2日 (水)

清水建設 「ドバイショック」で上値重く 日経産業新聞 09/12/01

ドバイ
  • 現時点で「支払いの延期要請を受けていない」
  • 清水建設は、2006年にドバイの人工リゾート島「パームジュメイラ」で高級分譲コンドミニアム「マリーナ・レジデンス・アンド・タウンハウス」を建設工事を受注した。
  • 発注者はドバイ政府系開発会社のナキールである。清水建設の受注額は540億円で、各社の受注競争が激化するなかでは注目の大型工事だった。
  • 当初の完成予定時期だった08年6月を過ぎても工事は続いている。来春までに工事は完成するとしているが、工期延長に伴い工事費が膨れあがっている可能性がある。
  • すでにドバイでは発注者から建物の仕様変更を求められて工期が遅れ、増加したコストの負担をめぐりトラブルになったケースが出ている。
  • ナキールの親会社である政府系持ち株会社のドバイワールドは債務の返済延期を求めるとしており、株式市場には、清水建設がナキール発注の工事で予定通り代金を回収できなくなるとの懸念がくすぶる。

公共工事
  • 清水建設は建設大手では比較的、官公庁工事への依存度が低い。
  • 群馬県の八ツ場ダムをめぐっては、ダム本体工事の受注を目指して入念に入札の準備をしていたのが、政権交代に伴う工事中止で肩すかしを食うなど影響は小さくない。
  • 「民間の設備投資が減少しても採算性の高い公共工事で補うというシナリオが崩れ、買い材料は見当たらない」(みずほインベスターズ証券アナリスト)

工事損失引当金
  • 09年3月期には海外工事を中心とした工事損失引当金を前の期と比べ2倍の423億円計上したが、むしろ市場関係者には「清水建設は他の大手ゼネコンよりも海外工事のリスクへの対処が進んでいる」と映っていた。
  • ドバイショック以降は「今回の件を想定して引当金を積んでいるとは考えられない」

他社
  • 同様のリスクはナキールから海底トンネルやホテルを受注している大成建設にもある。
  • ドバイ政府道路運送局から無人鉄道システム「ドバイ・メトロ」の建設を受注している大林組や鹿島も株価急落に見舞われた。


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