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2009年11月17日 (火)

研究開発費の削減方法<行動経済学を活用しよう>

元ネタ
http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/2009/11/post-711b.html

◆この方法は研究開発費の削減に使えます◆

 行動経済学でよく知られている人間の特性の一つに、現状維持バイアスというものがある。現状から少し良くなるときの満足度の上昇より、少し悪化するときの満足度の下落の方がずっと大きいという特性だ。だから、誰しも現状維持を望む。この特性をうまく利用すれば、人々の反感を減らすことができる可能性がある。

 例えば、次の手法だ。最初に、「財政上の理由で、すべてのプロジェクトの予算を一律に2割カットする」と宣言する。この時、人々は当然反対するだろうが、全員一律で、そこには評価が入っていないことから、「仕方がない」とあきらめる人も多いだろう。そうすると、人々の「現状」は、最初のところから2割カットというところまで、下がることになる。この下がった「現状」をベースとして事業仕分けで評価をつけるのだ。無駄が多いと判断されればより大きなカットに、無駄かどうかは簡単には判断できないものは2割カットという「現状維持」に、明確に評価が高いか政治的に重要だと判断されたものは「1割カット」や「カットなし」という「現状」からのアップという判断を出せばいい。

 この手法なら、2割カットの事業は評価が悪かったのではなく、財政上の理由でカットされたことが明確になる。現在のやり方は、予算がカットされたものは、「無駄」があったという評価を受けたことと同じになってしまう。それは人々に大きな不満をもたらすだろう。

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