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2009年11月25日 (水)

鹿島、中間決算 日経ヴェリタス 09/11/22

  • 鹿島の4~9月期連結決算は、下期以降の収益環境の険しさを再認識させる内容だった。
  • 純利益こそ前年同期比44%増の95億円と、大手ゼネコン(総合建設会社)4社の中では首位を確保。
  • 受注の落ち込みを、資材価格の下落などによる工事採算の改善や固定費圧縮で補った。
  • 経費削減を徹底し、4~9月期は販売管理費を単独ベースで前年同期比50億円減らした。
  • 完成工事総利益率も5.8%と同1.6ポイント上昇するなど、採算の改善は進んでいる。
  • ただ受注低迷の影響が本格的に響いてくる来期以降をどう乗り切るのか、具体的なビジョンは見えてこない。
  • <不安事項>
  • ◆海外工事
    • 中東ドバイで手掛けている鉄道システム工事など。計画変更による追加負担を巡り、発注者との交渉が長引いている。
    • 「損失発生の可能性や決着時期のメドが立たず、株価の大きな重荷」(米系証券)
  • ◆有利子負債
    • 9月末時点では連結ベースで5750億円と、3月末から345億円増加した。
    • 10年3月期末はこれまで前期末並みの5400億円を想定していたが、これを6200億円と800億円引き上げた。【要するに運転資金に充てる短期借入金を増やすということ。海外工事の支払が完了した時点で解消?】
    • 海外工事で支払いが先行し、資金収支が悪化したためという。
  • ◆営業キャッシュフロー目標の下方修正
    • 今期はこれまで100億円の黒字を想定していたが、一転して1000億円の赤字に見直した。【単に海外工事の支払いが遅れているだけなら、支払われた時点で黒字化する。その間の金利負担だけで済む。本当にそれで済んでいるのか? 何か不利な条件をのまされているのかどうかがポイント】
    • 過去10年では例のない赤字幅で、ある国内証券アナリストは「予想以上に海外で苦戦している可能性がある」と警戒する。
    • 4~9月期の営業CFは578億円の赤字(前年同期は337億円の黒字)だった。大規模な不動産売却の契約解除が発生したとみられ、それに伴う現金収支の悪化もあったようだ。


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