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2009年6月23日 (火)

ジム・ロジャーズ 中国の世紀、危機必ず克服(その2)

◆ジム・ロジャーズという人
知らない人のために、ちょっと紹介。
Wikipediaのページ
著書は最後にアマゾンのリンクを貼っておきます。投資という観点で、示唆に富んだ書物を書いていると思っています。
過去のブログを見ていると、下記のような一文を引用していました。
  • もし、自分が天才だと思ったら、しばらくは何もしてはいけない。運良く成功をつかんだにすぎない。何でもできると思ったら何もしないこと。(「娘に送る12の言葉」より)

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ちょっと、古いけど。
日経ヴェリタス 2009/03/22号

◆中国
中国は現在、いくつかの問題を抱えているが必ず乗り越えることができると確信している。
米国は幾多の不況を乗り越え、20世紀に繁栄を謳歌した。日本も1960年代後半の金融危機をバネに、続く25年間は経済成長を遂げた。
特に農業分野へ投資している。世界の農産品需要に供給が追いつかない状況が続き、農業の地位は高まる一方である。
水処理、インフラ、発電所にも投資してるが、すべて内需関連の企業である。中国政府が発表した4兆元の経済刺激策が内需を下支えするはずだ。
世界経済全体が傷ついている中で、中国の経済刺激策だけですべての問題を解決できると考えるのは早計であるが、中国の政策の方向性は極めて正しいと考える。中国はこれまで有事に備えて巨額の外貨を準備してきた。そして、現在のような有事にあたり、長期的な競争力を高める分野に投資をしている。
中国の強さの源泉は巨大な人口にあるとの意見があるが、私はこれにくみしない。中国の強さは世界に類を見ない外貨準備高にあり、これがあるからいま適切な対応ができると考えている。
中国経済のけん引役は投資である。消費も幾分伸びるだろうが、中国の消費者も世界経済の行方を心配している。当面は消費に回らず、貯蓄が増えるだろう。
富の格差はどこにでも存在する。この問題を解決できた人は過去にもいない。確かに富の格差の拡大を受け、次の10年は社会が不安定になるかもしれないが、それでも世界が終わるほどの問題になるとは思わない。
正直言って中国以外には興味がない、投資もしていない。ロシア経済は今後10年は悪化の方向に向かうだろう。もしかしたら国家解体に至るかもしれない。また、インドやブラジルに将来性があるとも考えていない。

   

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