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2009年6月22日 (月)

ジム・ロジャーズ 中国の世紀、危機必ず克服(その1)

日経ヴェリタス 2009/03/22号

◆世界経済
今後数年間は多くの国・地域で経済悪化が続くだろう。特に金融機関は、今後10~20年、もしかしたら30年間は立ち直れないかもしれない。
オバマ米大統領は、確かに魅力的な人物であり、演説が抜群にうまいことは認める。しかし、彼は元々が社会運動家で、経済運営の経験はない。しかも、側近は現在の金融危機の元凶となった人たちである。
AIG、シティグループ、GMはいずれも実質的には経営破綻している。即座に破産法を適用して負の遺産を断ち切るべきである。政府が不良債権処理にお金を投入することでは何一つ解決できない。
巨大企業が破産すると雇用不安が発生するとの意見もあるが、破産しようとしまいと雇用問題は発生する。しかし、競争力のない企業を無理やり生き延びさせれば、雇用問題は今後15年間解決しないだろう。迅速な破産処理をして競争力を回復すれば、雇用問題は2年で解決できるかもしれない。
基軸通貨としての米ドルの地位はすでに地位は揺らいでいる。米連邦準備理事会(FRB)の最近の仕事は米ドル紙幣を印刷することだけである。FRBは米長期国債を購入するといっているが、このままドル紙幣を刷り続ければ先は見えている。すでにいくつかの国では、米ドル以外の通貨を基軸通貨として利用している。
次の基軸通貨は、ユーロが軸となるだろう。もし15年後ならば中国の人民元だろうか。どの通貨が基軸通貨となるかは時期によるが、米ドルが没落することだけは明白だ。

◆イギリス
英国は終わった。
かつて英国の富の源泉となった北海油田はすでに干上がった。最近の英国を支えた金融街シティーも干上がっている。油田と金融に代わる産業は見つからない。貿易収支はどんどん悪化し、世界で最も巨大な債務を抱える国家となった。

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コメント

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投稿: hikaku | 2009年6月22日 (月) 23時52分

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